ライブの外側に立つ。

木下ときわ音楽会@プラッサオンゼも終わって一段落。

予算がかけられない中で、
いかに一つ一つのステージを大事にやっていくか、
ってのが今のテーマです。

大事、には二つある。

歌や演奏の質がまずひとつ。
大事にっていう言葉は、
おそるおそる、慎重に、ちまちま、ってことじゃなく、
ダイナミックに大胆にプレイするんだけど、
ひとつの音をおろそかにしない、ってことです。
これ、ここ最近の、自分自身のテーマ。

そして歌や演奏の質だけじゃない、
もうひとつの「大事」。

今回は僕はギターを弾かなかったんですが、
自分がバンドの外側に立って、
PAしたり、
録音したり、
映像を撮ったり、
チラシを配ったり、
ライブやリハのブッキングをしたり。
家ではサイトの更新なども。

もし楽器の弦が切れちゃった、
機材の音が出ない、
なんてことがあっても、
外側に一人いるだけで
対処してあげられる。

こういうことをきちんとやっていく、
そういう意味での大事。

これが、
自分がギター弾くライブとなると
できないんです。

外側に立って、
こういうことしてくれる人がいたらな〜、
ってギター弾いてて思ったこと全部を、
自分がやればいいじゃん、
って思ったときが転換点。

それなりの規模のバンド、
それなりの規模のライブにならないと、
この「大事に」がなかなか出せない。
そこを、この小規模、
これからというアーティストでも
ちゃんとやっていく、という。

恩着せがましくそれを
やってあげてる意識は全くなく、
ただただ、楽しいんですわ。