昨日は吉祥寺で整体の会に行ってきました。
最近、ピンポイントで、
左足の小指の付け根、
これが朝起きたとき
凝ったような違和感があって、
「なんだろう」って思ってました。
整体会では、
暑い夏の疲れが、心臓に出るというお話など。
で、その心臓は、
左足の小指と関係があるのだとか。
自分の体があまりに正直なのか。
左足の小指の不調が、
夏の疲れだった、ということが、
ストンと腑に落ちて、
ああ、今日はここに来てよかったなあと思った。
で、相方の女性とペアになって、
ツボを押しあう。
小指周辺を、ぎゅーっと握られる。
うむ、痛い。
そして仕上げに小指を引っ張られる。
「パキ」っていうあの音がして、
おお、なんだかスッキリ。
この女性、毎月この会に
通って来ておられるだけあって、
上手でした。ありがたい。
整体でツボを押すことを
「愉気」(ゆき)と言うんですが、
ツボを押されたときに、
押した人の指から
なにかエネルギーが出ている人と、
全く出ていない人がいます。
「気」が出ているかどうか、
それによって、
気持よさ、効き方が、全く違う。
それは押す人の技術や人間性がどうの、
というより、
ツボを押さえているその時に、
「良くなれ〜」って思ってるかどうか、
それだけだと思うんです。
恐る恐る触ってるだけだと、
どうしても、何も出ない。
なんだか「モノ」に触られているような感覚だけ。
気持ちの入った演奏、
気のない演奏、っていうのは
こういうことなんだろうなって、
ピンと思いました。
そのひとの技術や人間性がどうの、
というより、
その場その時に、
何かを共有しようという気持ちがあるか、もしくは忘れてるか。
あの人には愛がある、とか、
あの人はトラウマがある、
なんて、大げさな話にしがちなこの現象、
僕はこういう簡単なことだと思いました。
別にこの日ツボを押してくれた女性が、
僕に対する愛が、なんて、ねぇ。
逆に、効かない人に、対人トラウマがあるわけでもない。
音楽となると、とかく話を大げさにしがちだ。
なんだかすごく大事なことに気づいた気がします。