だなー、もう秋刀魚の新物が出てきました。
と同時に、桃もようやく甘いのが出てきて、
丸々一個かぶりつきながら、やっと夏を感じてます。
昨日は勝浦でときわさん(vo)と野外ライブ。
偶然すぎるが、まさにノ○ピー別荘の近くとのこと。
だけど世間のそんな騒ぎからすると、
時間の流れはまるでガンジス川のように
大きくゆったりした、
見事な自然の中にあるコテージの庭での演奏だった。
とりあえずサウンドチェックのときに
ギターを弾いて、スピーカーから、付近の野山に音を響かせてみる。
なぜか最初ぜんぜんしっくりせず。
あ、俺は今、蝉や虫の声、風の音、鳥や犬の鳴き声と
関係なく音出してるな、ってことに
すぐ気づく。
つまり、室内で弾いてるときのまんま弾いてました。
切り替えて、この環境に自分の音や気分を
チューニングしていく。
音と音の「間」を、
これでもかというほど取ったら
ちょうどいい感じに。
アジア的感覚なのかもしれないが、
ギターの音と音の間、
何も楽器や歌が鳴っていないところに、
これだけ自然音が鳴ってるわけで、
それを自分が聞くか聞かないかで
これだけ違った音楽になる。
この「間」に、
蝉の声が鳴っている場所、
スタジオのように何も聞こえない場所、
ライブハウスのように冷蔵庫のモーター音が聞こえる場所、
それぞれでギターの弾き方は
変わってくる。
この日はそのことに気づけた自分がいた。