(その1からのつづき)
敷き布団というのは、
つまり日本の、
畳の上に敷くごく普通の「あの」布団。
すこし話をさかのぼるけど、
敷き布団をやめるその前に、
僕は「ベッドをやめてみる」をやり始めました。
っていうのも、
ホテルでよくあるのが、
柔らかすぎるベッドに寝た朝、
腰が痛くなっている、というもの。
これはメジャーの松坂投手もある記事で言っていたが、
同じようにベッドで寝ると腰痛になるため、
遠征先ではベッドではなく
床にマットを敷いて寝るようにしているそうだ。
もちろん同じ日本人でも、
逆の場合もある。
ベッドだと腰がラクで、
敷き布団だと腰痛になる、
という人もけっこう多い。
単純に、僕も松坂投手も
ベッドが苦手で、布団がラク、
というだけの話だ。
ベッドのまま、硬めのマットレスを使う、
っていうことも考えた。
でも、自分の知るかぎり、
どんなに硬いマットレスも、
ベッドなら、腰が沈む。
それが腰痛の原因なんじゃないか、
という仮説が頭ん中にあって、
それならいっそ、思いつく一番硬い状況で
寝てみようか、と思ったのだった。
というわけで、
ウチにあるベッドのマットレスをヤフオクで売り払い、
その上に、こんな「竹カーペット」を敷いてみた。
竹ひごと太い糸で精巧に編まれた、
たしか16,000円くらいのもの。
これから夏だし、涼しそうだから、
この上に直接寝てみようか、
ということで実験開始である。
(つづく)