昨日は郡山でギターレッスン。
教えていて、
みんなそれぞれ、
色んな過去、現在が、
素直に音に出ます。
口と違って音は嘘つかない。
ギターを弾いて、音を出して、体感する、
っていうのは、
それだけで心の浄化作用がある。
で、自分がすっきりしたら、
今度はその音を、
共演者や聞き手と分かち合うイメージに
切り替えていく。
もちろん、生ギターでいい音を出すとき、
技術的な話では、
この指をこう持ってきて、
こう押さえて、こうはじいて、
ほらこの曲が出来るようになった、
っていうこともある。
でもその一方で、
そのときの心のありようも
音に乗ってそのまま人に伝わるものだから、
「いい音」の技術でなく心理的な話は、
まず自分が気持ちよくなって、
それから皆が気持ちよくなる、
そういう音が「いい音」だよなあ、
ってことになる。
そこには上手いも下手もない。
僕はそう考える。
この「浄化」は楽器の中でも、
ギターに特に感じること。
何かがあってたまたま、
重いものを背負わされた人が、
ウチに来てギター教わって、
すっきりして帰っていく、
っていうのを今までずっと見てきて、
しだいにはっきりしてきた。
レッスンていうか、
温泉、マッサージですわ、実のところ。
洗い流して、ほぐす。
それだけで音はよく鳴る。
さて、この日は
郡山のよしえさんに
僕がアロマテラピーをしてもらって、
今度は僕自身が
すっきり浄化された、なんてことがあった。
その話はまた次回。