日曜は郡山の市役所の近く、
「茶舗なかまち」でときわさん(vo)と。
同じく郡山のプレイタイムカフェの企画で、
お店の方々にご協力いただいたのだ。
もともとおばあさんが一人で住まわれていたのを
リフォームして茶屋に改装。
よく見ると、縁側の窓が二重窓になっていたり。
日本庭園も広くていい感じ。
畳の部屋が中心にあって、
そこにお客さん、
僕とときわさんは縁側、という立ち方。
最初、PA機材を使うつもりだったんだけど、
ここも生で音を出してみたらいい感じに響く。
こりゃPAいらないね、と全員一致。
またもや生音だー。
いざお客さんがパンパンに入ってみると、
だいぶ音が吸われて、
ギターはいいものの、歌は細部のアラばかり目立って
相当やりにくかったかもしれない。
こりゃときわさんに申し訳ないことした。
でもこうなったらあとは気合いと実力のみ。
音がどうであろうと、っていうフォーク野郎のスタンスにすぐ切り替える。
最高の形でお客さんに聞いてもらえなかったのは残念だったが、
いい経験になった、というのが正直な気持ちだ。
畳の部屋で生でやる機会が今後もきっとあるだろうから。
「こうでなきゃできません」
っていう音楽家にはなりたくないんだよね。
終演後も嬉しいことがいっぱいあって、
ほんとうに来てよかった。
そして呼んでもらって感謝、だ。
このあったかさにいつも感動させられるんですよ。
そう、今回は感動させられたの、僕の方だった。
たまにはいっか。