好きじゃないけど得意なこと。

金曜日が祖師ケ谷大蔵のcafe MURIWUI、
昨日の日曜日が藤沢の車屋さんガッティーナで、
いずれもときわさんと。
最近気づいたことで、
すごく大きかったのが、
「好きじゃないけど得意なことがある」
ということでしたね〜。
お寺の息子が、
好きじゃないけど般若心経を暗唱できちゃう、とか。
蕎麦屋の息子が、
蕎麦嫌いなのに、なんか旨いダシとれちゃう、とか。
ガットギターを繊細に弾くのも、
好きじゃないけど、なぜか得意で気持ちいい。
パソコンに何十時間も向き合うような頭脳労働も、
好きじゃないけど、なぜか得意で気持ちいい。
恥ずかしながら、
自分、こういうこと得意なんです、
しょうがないです、もう何十年もやってることだから、
という「あきらめ」が最近あった。
頭でっかちな自分を認めて、
その頭でっかちっぷりを、
隠すのでなく、
最大限引き出してやる。
体力を使うとすぐメゲるが、
頭脳労働は、かなりタフ。
人間というのは、
自分にないものにあこがれるゆえ、
ぼくは「体力」にあこがれるんだが、
圧倒的に得意なのは「頭脳労働」なんだよ、って、
自分で自分に言い聞かせながらやってます。
汗だくになるライブとか、
やってみたいんだけど、
汗、全然出ない。
でもそれでいいや、って。
これは10年に一度の気づきです、実感として。
好きなこと、やりたいことをやる、
それもそうだが、
嫌いでも得意、がある。
それでまずメシ食えるならいいじゃん、
っていう発見。