「秋のみつばち」という曲を少し前に公開しました。
その後だいぶ経ってから、つい最近、詩をつけました。
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1.
高き空に
あなたはゆく
ひとしずくの愛を 集めた
枯れゆく花
かなしき羽
帰りを待つ子らに 届けて
落ち葉の中 埋もれたぬくもりよ
気づかぬように そっと眠りつく
いつもそばに あなたの声が聞こえてる
戻らない 秋の日よ
2.
胸の中へ
ほほを寄せる
口うつしの歌を 聞かせて
夕陽の道
涙をふく
たくましきその手に だかれて
渇いた心いやす目ざしよ
別け隔てなきやさしさを胸に
温かき風が吹くたびに思い出す
燃え上がる 灯火よ
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詩を書いてみて、やっとこの曲がどんなものなのか、はっきりしてきました。最初にこの曲を作ってから数年経っています。これぐらいの広大な時間、熟成して出来てくる曲もあります。詩のついた楽曲は、木下ときわの作品として今年リリース予定です。