映画の日に

クリント・イーストウッド監督主演「グラン・トリノ」
見てきました。映画のはじめからものすごく引き込まれて、
僕ふくめお客さんみんな、エンドロールも最後までガン見、
とてつもない吸着力のある映画でした。
ペプシコーラLサイズのせいで、とちゅう猛烈にトイレに
出たくなったのだが、それすら忘れて見入る。
派手なアクションも、CGも、トリッキーな展開も、
なんにも無い。ただの田舎町での出来事。
それをここまでの映像にまとめるとは、
大好きなイーストウッド健在だ。
ラストシーン、
西部劇の「強い」イーストウッドから見ると
とても象徴的な最後のメッセージだった。
「硫黄島からの手紙」もそうだったが、
なぜか見終わった後、寛容な気持ちになる。
終幕後、外で他のスクリーンの映画を
ギャーギャー騒ぎながら待つ中高生に、
「フ、元気いいな、ボーイ」と肩で風を切りながら
ひとりラーメン屋に向かうのだった。