ギターを修理に出してきました。
力木が外れてて、そこを貼付けるため2週間の入院。
医者が胸をノックしてその音で病気を見つけるように、
ギターの背面をたたくと、1カ所かすかにビシビシ変な音がする。
そうやって力木の外れを見つけます。
ギター屋の店員さんにぼくが
「ここ、ほら。」ってたたいてビシビシさせてると、
はるか遠くの工房から修理職人のじいさん「外れてるよ」の声。
じいさん僕のギターを手に取って、
あちこち叩いて音を聞き、3カ所なおすことになった。
ギターを預けた帰り、なんかすごくホッとして力が抜けた自分に気づく。
楽器が気持ちいい音で鳴らないとき、
たとえ力木が外れてるような音を自分で叩いて聞いていても、
忙しいと、ついそのままがんばってしまう。
これでも良い音だ、などと「プラス思考」のつもりで
じぶんの耳に嘘をつきながら。
そうやって自分をだますもんだから、正しくモノが見えなくなる。
最近人から偶然借りた、いい状態の「元気な」ギターを弾いて、
はじめて自分のギターが「ケガして」いることを認めた始末だ。
認めたくなくとも、事実は認めなきゃいけない。
というわけで修理に出したのだった。
録音でハードに使ってきたギターなので、
まあしばらくゆっくり休んでくれという気分。