郡山 ギャラリー觀にて ときわ音楽会でした

福島県郡山市の「ギャラリー觀」さんで、
「木下ときわ音楽会」でした。

PLAYTIME Cafeの丹治マスターから声をかけていただき
行くことになった。

原発事故前は毎月のように福島に行ってたので、
今年4度目くらいの福島でも、
なんだかすごく久しぶりです。

震災や原発、
あまりにも大きな出来事が、
あまりにも継続して、
何も解決せずに、
今も続いているということ。

そういう「気が休まらない」状態って、
人を消耗させるものです。

知らず知らずのうちに
心に蓄積されているものを、
忘れることはできなくとも、
でも一度脇において、
歌を聞いて、
みんなで年末らしい年末を過ごしたい。

そういうことで丹治マスターは
ときわさんを呼んでくれたのかな、
なんて思っていました。

まさに歌というものの、
本領発揮のとき。
焼け野原から這い上がるには
やっぱりまず歌とギターがなくちゃ。

そんな気持ちで、
もうとにかく、
たのしく、
真剣に、
ギターを弾こうって心に決めてやってました。

コーチはじめさんの絵もすばらしかった。
ライブペインティングということで、
絵の具や紙の下準備のお話を聞いて、
さすがだなあなんて思ってました。

静かな音楽の邪魔しないように、
華をそえるように絵を描くのはすごいことです。
そういう意味で、
表現者というよりか、
デザイナーを感じました。

いつもは東京から郡山に来ると、
すっと胸の緊張がとれるんですが、
今回は、
一度とれかかって、
また元の緊張感が戻った感じ。

放射能に囲まれている場所、
という緊張感は、
やはり並大抵のことではないようです。

でもこれはもう、
ひとつの試練として、
日本人全体が乗り越えていくことになるんでしょう。

それを福島の人たちだけに背負わせてはいけない。

だから福島に住み続けろ、
ということではなく、
どっかに避難してもいいんです、
でも、この痛みは、
各地で、みんなで、
分かち合わなきゃいけない。

・・・

てことで、
歌聞いて、
忘年会して、
そうやってゆる〜く、笑顔で、
まずはそっから。

みんなでやっていきましょうや、
そんなふうに思ってます。

呼んでくれた丹治マスターはじめ
関係者のみなさまに感謝。

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