X JAPAN。

実家に居る間に弟が車のなかでX JAPANのCDをかけてたので驚く。19歳ですよ。12年前全盛だったバンドをなぜ?と思って問いただすと、まわりでも結構聞いてる同級生多いんだとか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/X_Japan
1991年、熱狂的ファンのともだちの付き添いで、いやいや名古屋から鈍行列車で日本武道館のXライブに行った中学生の夏を思い出す。武道館入り口の門のあたりでは、コスプレ女性ファンが数十人で円陣を組み「いくぜ!!オー!!」と気合いを入れ合っている。というのも、ライブ中「お前たち、気合い入ってるかぁぁぁ!!」とTOSHIに「気合いの入れ具合」を確かめられたりするライブである、気合いは重要だ。
YOSHIKIが出てくるとファンの絶叫鳴りやまず 笑。そして曲「X」では1万人のX飛び、シメのバラード「エンドレス レイン」で後ろを振り向くと、女性号泣中。人間は音楽にここまで狂うことができるのか、と呆然となったのを覚えてる。
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宗教と言ってしまえばそれまでだけど、改めて聞くとこのバンド、演奏技術、曲、詞、アレンジとも最近のロック系をはるかにしのぐ情熱と知性にあふれてる。ギターのハモり方、スムーズな転調などはクラシックの知識が生かされてたり、ドラムやギターなど、ライブでよくここまで再現するね、と、うなってしまった。解散コンサート東京ドームの映像は、山口百恵、ピンクレディのラストライブに並ぶアツさと涙、涙だった…。
この「気合い」と「技術」は、最近の日本のポップスにはなくなんだか新鮮で、そのかっこ良さを10代が聞いてるのかなあ、と分析してみる。10/1にマンダラ2でにいみライブをすることになっているので、その選曲に影響しそうな出来事。


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