印税生活なんて言葉をテレビなどで耳にします。
忙しくて今年度の確定申告は来年に持ち越しちゃったんですが、この時期は著作権や原盤の印税計算書が各所から送られてきます。
印税生活、、、老後のことは考えてませんが、国に年金払うくらいなら曲書いておこう、なんて気持ちにもなります。
ネットのファイル交換やCD-Rの普及のおかげその他で、作家、演奏家ともども収入は減っているようです。僕自身は音楽家生活をし始めたのが最近なので、そのあたりは良く分からないです。
でも、最近の「名作DVD500円」などなど、その値段のCDやDVDで制作側はどうやって食うの?って思うことがよくあったのです。
先に紹介した「WEB進化論」も“これからの時代、情報は無料化して共有”という論調で、おおいに納得する一方、コンテンツ制作屋にとっては収入源がなくなるので、不安だけがつのる内容だったのです。
が、以下の記事は1年前の話なのにその先のことを語ってくれてます。
糸井重里さんによる過去のインタビュー記事。
ははーん、なるほど。CDが情報だと考えるとそれは無料でもいいな、と思えるようになりました。さて、では改めて、音楽家が生み出して売りものになる“モノ”は何だろうという話です。
つづく
DOISのライブ映像はこの会社で編集していただいています。お子さんも仕事場に。門前の小僧習わぬ経を読む、の図。
そうそう、だから印税生活は遠のくばかりです 笑。
糸井さんの能力には驚くばかり。アーティストとビジネスマンの感覚も持ち合わせているという感じ。両方は僕には多分ムリです。誰かお金ください、そしたら音作ります、って思いながら個人レーベルを運営しています。
この糸井重里のインタビューはすごいね。
来るべき時代を読みきってる。
ちょっと前までは、ミュージシャン含め、コンテンツ屋さんは、過去に作った作品がストックになって資金を生んでくれた、という幸せな時代だったと思うけど、最近は、作ってもストックにならないので、コンテンツを作ってフローの資金を作ってこれを次の曲に再投資してまた作って、、、というサイクルをくるくる回すしかないのかなあ、とも思うけどね。