映画監督コッポラの話。
他にも撮影現場での逸話がたくさんある人ですが、こうして今の僕に関係のある(都合の良い)エピソードを引いて、自分を鼓舞するわけです 笑。
DOIS MAPASの「AGUAS DE MARCO」が今日発売となり、「極東組曲」同様に発送作業を黙々とやる。
このCDはボサノバの曲がほとんどだが、アリ・バホーゾという作家の”Batucada Comecou”など古くて誰も知らないような曲も入れた。
こうして聞いてみると、メンバーひとりひとりの音がすごく立ってて、ムダなアレンジもなく、歌や曲の良さが伝わってくる仕上がり。アラを探せばいくらでもあるが、いい音楽だと思った。
制作意図としては、
ボサノバ曲をやりますということになったときに、作り手や聞き手が勝手に描くありきたりなイメージをとっぱらって、全員がただひたすら、曲と詩と、その場にいる各個人の音に向き合う「ゼロ地点からの」CDにしたかった。
だからブラジルがどうこう、ということはあえて無視して、自分が良いと思った曲を、自分のやり方でプレイし合うようにした。というか、それが出来る人たちに集まって頂いた、と言う方が正しい。
アリ・バホーゾの、モダニズムと土着性が融合した感じの曲は本当に大好きで、
だから個人的に僕がボサノバと共鳴するのは、サウダージと呼ばれるものではなく、「土着性とモダニズムの融合感覚」の方な気がします。
と、音楽を語るのは本当に野暮で、誤解を生むだけだと思うのだけど、発売日くらいはゴタクを少々。
最後に入れたオマケテイクが笑えます。てゆうか、みんな笑って演奏しています 笑。
わ~い!楽しみです!