近所のお稲荷さんで秋祭り。
その翌日、祐天寺のmargoで演奏したあと周辺を散歩していたら、油面の水かけ奉納祭りに偶然出くわした。
このあたりには10年住んでいたのだけど、大鳥神社の目黒さんま祭りが有名で、油面のこんな小さなお祭りは全く知らなかった。タダでさんまが食べられますよ、というキャッチーさに人は多く集まるけど、”神輿とかつぎ手に水をかける”という象徴的行為や、楽しそうに大人に水をかける子供の顔が、さんま以上に味わい深かった。
いや、margoでいただいたさんま定食も十分味わい深かった。秋ですなあ。
蛇崩川、知らなかったです・・・。
そして等々力〜東京駅のバス、あれも不思議に思っていたんですが、なぞが解けた気分です。
女子の乳首の話ですが、人によっては脇の辺りにちっちゃなおできのようなものが付いていて、どうやら太古の昔におっぱいが4つあったときのなごりらしいです。
過去の痕跡をたどるのは面白いものです。
江戸時代の本を読むと、江戸の中心から目黒不動、奥沢神社を経て等々力不動に至る街道がよく出てきます。
それこそ藪や林の中の道なんですが、多摩川に至る一番往来の多かった道筋です。
今も東京駅から等々力に行くバスが走っていて、何百年も変らないのが面白いです。
ちなみに川崎側にも等々力スタジアムなんてあったりしますが、そもそも多摩川の流路が昔はずっと横浜寄りで、今の川崎と世田谷は陸続きだったんですよね。
いまだに地名が両方に残ってるのも面白いです。
多摩川はよく氾濫していました。
私は今の狛江市で産まれましたが、氾濫で家が流された地区だったのです。
あれは衝撃的でした。ドンブラコ、ドンブラコって感じでしたから。
あれ〜、いつの間にかバックグランドが渋いぞ〜。
ニヒル君だ!
それはそうと、蛇崩も調べちゃいました。
http://www.hashimoto-saketen.com/yurai.htm
蛇の道も蛇ならぬ蛇崩の道もヘビーな坂道のようです。
ああ、蛇崩[ジャクズレ]。確かに変な名前が多いですね。名古屋から越してきたばかりの時は、最寄りバス停の「元競馬場」という地名が不思議でした。
油免除→油免→油面
なるほど〜。僕はてっきり、脂でギトギトの顔したおじさんが住んでいたから、くらいのことかなと思っていました。地名になるほどの脂ギッシュな顔は、まさに妖怪そのもの・・・。
もうすぐ祭り評論家になれそうなくらい祭り好きですね(笑)
実は僕もこの辺の人間なので油面という地名に多少おどろおどろしさを感じていました。
油面の由来、夢を壊してしまうかも知れませんが、書いてもいいでしょうか?てか,もう書いてる!m(_ _)m
ここは江戸時代から菜の花畑だったのです!
その油を奉納する際、油税が免除されていたので、
油免除→油免→油面となったようです。
変な妖怪はいなかったようです☆
昔から「油面」っていう地名がおどろおどろしいというか、なんだか怖い名前で、その由来は何だろうなと考えつつ、便利なこの時代になってもネットでは調べていません。
でも山手通りを走って「油面」の標識を見るとぞっとします。
会社の同僚にも油面小学校出身者が居るんですが、他にもあの辺りには「蛇崩」なんて地名もあって、これもおどろおどろしい。