伊豆半島の先っぽのあたり、松崎町の海岸へ。バンド”木蓮”主催による”わっしょい ’07 伊豆”というライブイベント。
お客さんの大半は都内から貸し切りバスで一緒に来て、海岸にたくさん点在する民宿にそれぞれ5、6名に分かれて泊まる。一泊二日の宿とおいしいお料理、砂浜でのライブをセットにした豪快な企画。もちろん地元のお客さんも集まる。災害用のマイク放送で町中にライブ告知されてました＾＾。
出演の4組はみんないい演奏。それから実際に”同じ釜の飯を食う”一体感が気持ちいいです。
ステージ脇にかがり火を焚くとか、砂浜にスクリーンを設置するとか、そういう演出は崔くんが考えたもの。自分の演出家を自分でできる人は、矢沢永吉とか、そういえば今年一緒にヨーロッパ行った日舞の千麗先生もそうだった。自分を見せる相手、お客さんへの礼儀と心遣いがないと出来ない。パリのホテルで朝食の時に「自分が”良いことをしている”と思いすぎてるとアカンねん」という千麗先生の話を思い出す。自分というものを丁寧に、美味しそうに見えるようにお客さんに出すんですね。でもそのためには、自分に出来ること、それから自分が楽しいことが分かっていることがまず大事かと思う。
帰りは海老名SA付近まで30km渋滞だったけど、バス内でも演奏してお客さんを飽きさせない。新美内閣も一曲歌って、気付いたら新宿でした。楽しかった、またやりたい！
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