大阪遊説でした。

にいみ内閣弾き語り遊説 in 大阪でした。
みなさんどうもありがとうございました。
箕面の桜井市場は50年以上ある昔懐かしい商店街で、
細い路地の両脇にまんじゅう屋や八百屋など
無数のちいさい店舗が並ぶ。
秋葉原のラジオデパートを思い出す。
各店を歩いてパーツを買っていくと
ラジオがひとつ出来上がるように、
桜井市場を端から端まで歩くと
晩飯の材料がひととおり揃うんだろう。
そんな木造の古い店舗をリフォームしたかわいいお店が
今あっちこっちにできつつあるところで
この日演奏した「はにほへと」さんも
これからどうなっていくのかたのしみだ。
・・・などと余裕こいてる場合じゃなく、
弾き語りで妙な緊張をしないように
この日は
お客さんも共演者、ギターも共演者
自分の体も共演者
っていうふうに見方を変えてみる。歌うことを
「自意識過剰野郎による自己紹介」にするんじゃなくて。
そしたらいままで一人弾き語りのとき
あれだけ緊張してたのが
何のことなくスッと入り込めた。
気づいちゃえば、なーんだって感じなんです。
中学生でもそんなことできてる奴いるよって。
お客さんと世間話しながらサクサク歌う。
歌うってのは不思議なもんで、
無駄な力が抜けてくると
演奏後に疲れるどころか
ますます元気になってくるなー!
楽器演奏後に感じる「心地よい疲れ」すらもない。
これはすごい発見でした。
結果どう良かったのかとか
共演の竹腰さんらがすばらしかったとかは
その場でみんなとさんざん話したので
書きませんが、
個人的には
お客さんとの向き合い方に
おっきな発想の転換があったな、っていう日でした。


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