墨田区の曳舟文化センター。
この中のホールでときわさん(vo)と演奏してきました。
アンコール前の、最後の1曲でとくに気をつけて、
自分がいる場の状況にまどわされず、
その曲を演奏するのに必要な感情を思い出して、
「この感情でギターを弾く!」と自分に言い聞かせて
やってみました。
胸を力ませないように気をつけながら、です。
演劇で使われる技術「五感の記憶」のマネです。
詳しくはこちらを見てみてください。
そうしたら次第に心が深く落ち着いてきて、
ホールなのにまるで自分ちのような気がしてきました。
そのとき自分が感じたのは、その技術でいう
「プライベート・モーメント」だった気がしました。
必要以上に大きな音や派手なコトをしなくても、
お客さんの方からこっちに吸い込まれて来てくれる。
こうなるとあとは、その一体感が自然に続いていく気持ちよさで行ける。
たしかにいろんな偶然やお膳立てが重なって、
「この感じ」になったことは昔から何度もあった。
それが何なのか、どうやるのか、やろうと思ってできるのか。
そういう意味で、この日は個人的に記念日、
何年も上れなかった
ひとつ大きな階段を一段上った気がしました。
おお、ご存知でしたか。
意外・・・。
「メソード演技」、賛否いろいろありますが、
方法を知った上で、自分の芸の肥やしにできるところが
見つかればと思ってやってますね。
全部信奉するんじゃなくてね。
音楽をやる上でメンタルの癖に気づくのは
気持ちいい発見ですよね。
仕事として音楽を続けてくると、
そこに立ち返ることを忘れがちになるんです。
カメラの件もありがとうございます^^。
スタニスラフスキー!!
久々の響きでうれしくなります。
芝居をやっていたときに黙々と読んだ記憶が…
「メソード演技」エドワード・D・イースティー著
NYのアクターズスタジオで実践されている内容が書かれています。虚の世界のリアリティー…
あ、ところでカメラの話。
高級コンパクトカメラと位置づけされたものはどうですかね?五万くらいするから予算的にどうかわからないけど。
普通の一眼だといろいろ出来るが大きいし…普通のコンパクトデジカメだと構図すら楽しめないし…すごい小さい一眼レフがパナソニックから出たけど…遅くなってごめんね
楽器を練習するようになって、いろんな気付きがたくさんあります。ほとんどが自分の内面の問題です。呼吸ひとつですばらしい世界が開けることがわかりました。あと頑なな思いがあったり無意識の癖とか。とにかく受け入れていく。
今はそれしか出来ませんが。でも楽しいです。