昨晩突然スイッチが入って作詞、翌朝微修正。曲待ちの詞ばかりが増えていく…。
作曲の神様の、次のお告げを待ちながら図書館。たまたま永六輔さんの音楽史の本をザーっと読んでたら、以下のようなことも。中村八大、永六輔両氏といえば、「上を向いて歩こう」など戦後ジャズ史の偉大な作詞作曲コンビ。とあるホールで二人の演奏会だったのだが、そこには当時、めったにお目にかかれないドイツのグランドピアノが置いてあったんですね。あこがれのピアノに喜ぶ八大さん。そこの館長が永さんに「八大さんは芸大ですよね?」と聞くので「早稲田ですけど。」と言ったら、なぜか館長の顔が曇る。そしてなんと、本番で用意されていたのは国産の練習用ピアノ。「あのドイツのピアノは芸大出身者だけしか触れません」ということだったそうで。
もう、明治以降の西洋音楽至上主義というか、そういうことの象徴的エピソードで。この館長が阿呆なだけで、芸大生は悪くないんですけどね、早稲田をナメんな、この芸大ヤロウ、とは思いませんが 笑。
さて、夜はその芸大出身の芸大ヤロウ、S弦君(cello)のクラシックコンサートを聞きに行く。パパ(violin)、ママ(viola)を含めたファミリー弦楽四重奏。
後半しか聞けなかったが、ピアソラやジャズをアレンジして演奏したり。タンゴの理解度、リズム感、という部分ではパパよりご子息に軍配か。ママ、見た目濃いです。名古屋の喫茶店の女主人キャラ、といえば地元民には伝わるかな。
終演後お客で来ていた伊藤ゴローさん(g)たちと合流、会場から徒歩2分のゴローさん宅で深夜まで雑談。
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