コンサートを観て歩く。

歌謡曲が好きでよく聞きます。なかでも山口百恵やピンクレディの曲が好きなんだけど、聞くたびに驚くのはそのベースとドラム。
何が良いって、日本語の歌や歌詞がちゃんと聞こえてくる、いやもっと正確に言うと、歌や詞のリズムを中心に据えてそこから音楽を作っている、そしてさらに言えば、歌や詩や歌手をリスペクトしているなあと、聞くたびに感じるから。
器楽中心というか、リズムオタクが大半のベースとドラム業界にあって、この音楽全体を見渡す視野と理解力は一体?誰がこのドラム叩いてるんだろう、まだ生きておられたら一度会いたい、などとモンモンとしていました。そして最近ふと手に取ったこの本
名ドラマーの正体は村上”ポンタ”秀一さんでした。
陽水さんや矢沢さんはじめ、日本人歌手全員と共演したのではないか、と思えるほどの仕事の多様さ。そして世界中での数々の音楽武勇伝が面白い。スタジオで1日に80曲録音した話などなど。話は豪快だがその一方で、助さん格さんのように礼儀正しく真摯に歌手に仕えるさまは見習うべき所だらけだ。歌とは何か、リズムとは何か、こんなに理解してるドラマーは居ないと思う。
さて今日は、幾見さん(g)に「このベースは一度観ておいた方がいいから」と誘って頂いた、幾見さんのバンドのライブを聞きに行く。店の入り口には岡沢章(b)とある。ん、一瞬考えて気付いた。ポンタさんの本の中にこうある。「ベースなんかでも若手には名手がたくさんいる。でも、俺と同世代の岡沢章が一発弾けば、存在感が消し飛ぶんだ・・・」とか何とか。
いやあ、いいライブだった。岡沢さんや幾見さんが日本のポップス界の歴史的レコーディングやライブに参加してこられた、という話よりも、そこで鳴ってる音そのものがとっても良いんですよ。古くても新しくても、若者でもおじさんでも、好きなジャンルでも嫌いなジャンルでも関係なく、音楽にとって大切な音や、演奏者同士の関係性があることに今さら気付いた。
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浅草のうんこビル(本当の名前は?)。ここでは巻上公一バンド with アルタイ共和国の歌手ボロットさんの演奏を聞いた。強烈。そしてスケールが大きい。詳しく書きたいがちょっと眠くなってきた。
昨日は青山のブルーノートでガル・コスタを観た。うーむ、古いボサノバ曲ばかりをやるにしても、ジョアン・ジルベルトのようなあふれる想いは伝わってこなかった。音楽に集中出来ていないように見えたが、何かあったのだろうか。大好きな歌手なので残念だった。
さて今日はこれにて寝るとしよう。